あがり症の私が一歩踏み出したきっかけ
HSP（Highly Sensitive Person）で、人見知りで、あがり症の私ですが、このたび人生で初めてオンラインマルシェに出展することになりました。
これまでの私なら、「自分には関係ない」と素通りするような話です。しかし、今回ばかりは違いました。きっかけは、コミュニティに新しく加入したメンバーの一言。「右も左もわからないけれど、参加してみます！」
その言葉に不思議と心が動かされ、気づけば私も出展を決めていました。
支え合いの輪が生む前向きな力
準備を始めると、思った以上に手厚いサポートに驚かされました。身重なのに夜遅くまでアイデアを一緒に練ってくれる運営スタッフや、SNS宣伝用のインタビューシートに意見をくれる仲間たち。一人では到底思いつかなかったアイデアが次々と生まれていきます。
もちろん順調なことばかりではありませんでした。途中で”ひとり10人集客”という課題が突きつけられたときには、一瞬逃げ腰になりかけました。
しかし、これまでの支えに応えたいという気持ちが背中を押し、SNSで呼びかけたり、久しぶりの知人に声をかけたりと、できる限りの行動を起こしました。驚いたのは、思った以上に温かい反応が返ってきたこと。久しぶりのやり取りを楽しんでくれる人や、部分的に参加してくれる人など、思いがけないつながりが生まれました。
動き出してみることの大切さ
失敗を恐れてセーフティゾーンに留まっていた頃には得られなかった経験や成功体験。今回は勇気を出して一歩踏み出したことで、失敗を恐れる自分の殻を少し破ることができました。
正直なところ、資料もまだ完成していませんが(笑)、いつもより楽観的な気持ちで取り組めているのは、周りの方々のおかげです。
育てにくいを”個性”に変える力
今回のマルシェでは、「育てにくい」を”個性”に変える子育て術というテーマでお話しする準備を進めています。ただ、成功体験を語るというよりも、むしろ失敗談からお伝えしたいと思っています。なぜなら、失敗には多くの学びが詰まっているからです。
たとえば、私は子どもの”できないところ”ばかりに目がいってしまい、つい余計な一言を言ってしまうことがあります。そんな自分を変えたのが、HSPという自分の気質に気づき、それをリフレーミングする手法との出会いでした。また、ストレングス・ファインダーのようなツールで自分を深く知ることで、自分自身の生きづらさを和らげることができました。
私の場合は、不満が生まれるのは”暇”だから。そのことにも気づき、自分のビジネスに向き合うことで、経済的な余裕が心の余裕にもつながっています。
おわりに
失敗を恐れるのではなく、そこから学び、動き出すことで新しい可能性が開けることを今回の経験から学びました。このマルシェで失敗談を共有することで、誰かが一歩を踏み出すきっかけになればうれしいです。
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12月5日（木）・12日（木）ともに22:00〜
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