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 しくじり先生、人生の棚卸しを語る

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今日で52歳になりました。ふとその数字をみると、「え、もうこんな年になっちゃったの⁉」とつい笑ってしまいます。

今日はお天気がとても良かったので、近所を散歩しながら、「人生の棚卸し」をしてみました。普段何気なく過ごしている日常を、ちょっと立ち止まって見つめ直す時間。すると、驚きと感謝の気持ちがじんわりと湧いてきました。

両親のおかげでこの世に生まれ、自分の足で歩けて、美味しいものを味わい、紅葉を楽しむことができる。なんて豊かで幸せなことだろう、と。今まで「当たり前」だと思っていたことが、実はどれほど大切で、尊いものだったのかに気づかされたんです。

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振り返ると、私の人生は、正直、失敗の連続でした。就職氷河期の影響もあって、転職を繰り返し、その度に失敗してはやり直しの日々。それでも、「働くこと」と「生きること」について考え抜くきっかけを与えてもらったのは、それらの経験があったからだと思います。

最近では、家系的な健康リスクについても意識せざるを得なくなりました。残された時間はもしかしたら20年くらいかな、なんて現実的に考えることもあります。そこで思うのです。

「限られた時間だからこそ、本当に大切なことを選び取って生きていきたい」と。

これまでの私は、まるで冷蔵庫にたくさんの食材を詰め込む主婦のように、とにかく知識や経験を集めることに一生懸命でした。でも、これからは賞味期限切れの食材を整理するみたいに、本当に必要なものだけを残して、使わないものは思い切って捨てていきたいと思います。新鮮で大切なものに、もっと空間を作りたいんです。

実は、カウンセラーやコーチとして仕事を始めたばかりの頃、私もたくさん悩みました。相談者の方と向き合う中で、「これでいいのかな?」と不安でいっぱいになったことを、今でも鮮明に覚えています。正解なんてわからないし、誰も教えてくれない。そんな手探り状態が続く中で気づいたのは、「正解を教えてくれる人」ではなく、「一緒に悩み、考えてくれる仲間」の大切さでした。

自らコーチングを受けたことで、それを心から実感しました。だからこそ、今やりたいと思っているのは、コーチやカウンセラーなどの対人援助職の皆さんと一緒に、「正解のない問い」に向き合うこと。迷いながら次の一歩を探せる場所を、みんなで作り上げていくことです。

それを、来年度の目標にしようかな、なんて考えています。

さつき うみ
国家資格キャリアコンサルタント
じぶんの経験を元に、
子育てのこと、仕事のことなどを書いていきます。
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